生きる、逮捕されても

まさかの「逮捕」で人生終わりかけましたが、僕はこれからも生きていかなければなりません。逮捕された経験ならではの思いを発信していきます。

【ここが辛いよ留置所】 名前で呼んでもらえない でも救いがあったのも留置所

名前では呼んでもらえらない 基本ですね。留置所に入ったら、〇(部屋)の△番さんみたいな感じで、名前では呼んでもらえません。基本的には番号を振られて、その番号で呼ばれます。僕は5の部屋の1番(2人いるうちの)だったので、「5の1さん」という呼…

殺人衝動というものを感じたことがありますか?

自分の人生終わりにしてでも殺したい人間がいる このような感情を頂いていること自体、結構重症だと思います。 具体的な記述は避けますが、僕の人間としての尊厳の全てを否定して、且つ僕の人生の全てを奪おうとしている人間がいるのですが、もし、殺人が罪…

死にたいのではなく、八方塞がりになった人生から逃げ出したいだけ

今までの僕は「死にたい」という人に上から目線だった 僕は、逮捕経験を経て、やっと「死にたい」という人の気持ちがわかるようになったような気がします。ここのところ、気付くと、一日に何度も「あー死にたい」というようなことを口にしています。それも無…

逮捕されて執行猶予付きの有罪判決くらった友達のことを思い出した

そいつに比べたら多分俺は小物 自分は新聞記事には載ったけど、あくまでも地域のことを扱う小さな欄。そいつは全国区のニュースでワイドショーでも話題になっていたし、世間からも相当叩かれた(今も調べれば名前は出てくる)。2chなんかの匿名掲示板でも大…

【ここが辛いよ留置所】 とにかく読んでも集中できない!

活字に集中できません 留置所の一番の敵は「暇」だと思います。官本と呼ばれる留置管理課で貸し出している本もあるのですが、自分のこれからどうなるのか不安で、まったく活字が頭に入ってきません。要は活字に「集中できない」わけです。いつもであればすん…

「自分の人生なんてどうでもいい」と思うのは黄信号というか赤信号。

自分の人生は大事にしましょう 凶悪犯罪を犯す人のメンタリティに共通して言えることがあります。それは、彼・彼女らは「自分の人生なんてどうなってもいい」と思っているということです。彼・彼女らは「自分の人生がどうなってもいいと思っているから、他人…

人生焦りまくり、逮捕されてFacebookは禁断のツールと化した

正直言って人生焦ってます 世の中幸せな人を見るとキリがないんでしょうけれども、幸せな人を見てると辛いですね。不幸な人間の側に立ってしまったからよくわかります。 自分は逮捕歴なんかがついてしまって、妻とは別居状態、下手すれば離婚、仕事も大企業…

僕の例だけを見れば、日本は、犯罪加害者に甘い、ということは間違いないと思う。

離れていく人は思いの外少なかった 逮捕されても、自分のこと見捨てる人は思いの外少ないということを日々感じています。 地元の友人から、高校や大学の友人、会社で関わる人、労働組合関係の方々、趣味で付き合っている方々・・・自分のところから離れない…

一向にアクセス数が伸びないこのブログをどうするべきか

こっちとしては、中身あることを真剣に書いてるつもりなんだけど、残念ながら一向にアクセスが伸びないし、Google AdSenseの収益も伸びない。もともと、近しい人が逮捕されたり、自分が逮捕されたりなんかした人を励ましたりすることで、何らかの社会貢献を…

留置所での面会について

弁護士以外の面会はかなり厳しく制限されてます 留置所の面会の制限は大体どこも同じだと思うのですが、被留置者1人につき、1日に1組15分(20分のところもある模様)です。つまり、一日に二人以上の人が被留置者のところに面会に来ることはできないわ…

「逮捕」「犯罪」をテーマにブログを書くことの是非

「逮捕」をテーマとしたブログが長く続くのはおかしい ていうか精神衛生上よくないと思います。逮捕・勾留されて釈放された直後は気持ちを整理するという意味で、逮捕や犯罪をテーマとしたブログを書くことは精神衛生上有用かもしれませんが、このテーマで長…

高岡市に物申す!

ブログを始めたきっかけは移住でした このブログ、すっかり逮捕や留置場のネタがメインになってますが、始めたきっかけは九州地方への「移住」を考えてのことでした。で、やっぱり逮捕されて思うのが「新聞で見て事件を知った」という人が想像以上に多いこと…

留置所の食事について

留置所の食事は? 先日の記事にも書いたように、留置所は警察の管轄なので、受刑者が自ら調理を行う拘置所や刑務所と違って、外部の業者が作ってくれるところが普通なようです。自分のところは、朝、昼、晩ともに弁当タイプの食事でした(場所によっては、昼…

元クリスチャンだった僕が逮捕されて感じる葛藤について

昔は結構真面目なクリスチャンでした 僕はもともと繊細で傷つきやすい性格をしていることもあるんですが、聖書やキリスト教についてある期間一定程度本気になって勉強した時期がある経緯なんかもあって、「罪」を犯すということに対して独特の感性のようなも…

仕事は病気休職中です

会社休んでます 自分でも自覚しているのですが、逮捕されたことや妻と別居することになったショックは相当大きく、異常な精神状態にあるということで、医師の診断に基づき、現在会社を病気休職しています。自業自得とは言え、これだけのストレッサーがある中…

そろそろ僕らは「加害者も辛い」という現実に向き合わなければならない

加害者の心情吐露をタブー視する日本人 犯罪に限らず、誰かと争いがあった時に「加害者だって辛いんだ」ということを言うと、「被害者の気持ちを考えろ!」「加害者に”辛い”なんて言う権利はない!」「甘えるな!」などと言って、加害者側の心情に触れること…

逮捕されて人間関係の断捨離ができました。

取り調べ中に刑事さんに言われたこと 「あなたが逮捕されたことで、あなたから離れていく友人がいると思います。でも、きっとあなたには、あなたが逮捕されたからと言って離れていかない友人がたくさんいると思いますよ。残った人は本物ですよ。本物の友人と…

【入ってた僕だからわかる】留置所で差し入れてもらって嬉しいものベスト3+α

家族や大切な友達等が留置所に入れられて、何かしてあげたいけど、何をしていいかわからない、という人結構多いと思います。弁護士の先生なんかと相談できたりすることもあるのですが、国選弁護人だとなかなか会ってくれなかったりします。ですので、被留置…

【留置所生活 その3】 一日のスケジュールは?

留置所での生活は、弁護士の先生の言葉を借りれば通常と異なる異常空間で、脳は早くその記憶を消去するように作用するようです。なので、忘れないうちに留置所の一日の流れについてまとめておきます。 これはあくまでも例で、日によって運動の時間や洗面の時…

「警察の世話にだけはなるな」という僕らを死ぬまで苦しめる最悪な道徳律

あなたは「警察の世話になるな」ということを言われて育ちませんでしたか? 言われたことない人は幸せな人だと思います。 日本には、「警察の世話にだけはなるな」といったことをやたら子どもに言って聞かせる親が多いと感じます。 断言しますが、彼・彼女ら…

【自分の犯した罪について】 逮捕は他人事じゃありません。

自分の犯した罪について 僕が逮捕された事件は2件あります。が、一つの罪についてはナーバスな問題で、オープンになることで関係者に迷惑がかかることが想定されるのでこのブログではあまり触れませんが、もう一つの罪については、お話しできます。 罪名は…

逮捕された僕が犯罪報道のあり方について思うこと

僕が実際に逮捕されてみて疑問に思ったことがあります。 世の中、「~が逮捕された」というニュースは嫌になるくらい目にするけど、「~は釈放された」「~は不起訴になった」「~は処分保留になった」というニュースはあまり見ないな、ということです。 逮…

【留置所生活 その2】 留置所の環境は? できることは?

留置場の環境ってどうなってるの? (1)管理体制 大前提として、留置所は警察の中にあります。一般には、留置管理課という部署によって管理・運営されています。留置管理課の警察官仕事は被疑者の監視、生活の世話が主なものとなります。刑務官と留置管理…

【留置所生活 その1】 そもそも留置所って何?

【留置所とは?】 「留置所って何?」って質問に明確に答えられる人、意外と少ないと思います。 「留置所」とは、端的に言うと、刑事事件の犯人として疑われ逮捕されてしまった人が入る施設です。あくまでも、警察や検察官から捜査を受けて、今後起訴して裁…

「逮捕」されたのでブログ仕切り直します

まさかの逮捕 逮捕の経過や容疑についてはまた別の記事で扱いますが、5月25日に逮捕され、先日6月24日までまるまる一か月留置所に入っていました。 あの日、あの時に時間を戻せればと何度思ったかわかりません。逮捕された件については、本当に反省し…

【Google AdSense】一次審査通過から最初の広告ユニットの配置まで期間が空いた場合、審査はどうなる?

Google AdSenseの二次審査、無事通過しました。これでやっと本気でブログ運営に励めます! 審査を通すコツについては至る所で言及されているので省略しますが、ザッと情報を眺めてみるとポイントは以下のところになりそうです。 ①画像を使わない ②外部リンク…

肋骨骨折中のくしゃみは地獄、逃れる方法はあります!

先週の記事で、肋骨骨折した話をしましたが、ホントこれ厄介なことこの上なかったです。 hatakegori.hatenablog.com 幸いだったのは、骨折している最中に風邪をひかなかったこと。そして花粉症の季節でなかったこと。これに尽きます。 経験したことある方な…

芸能人ブログのコメント欄というネットの異界空間を見てやっぱりコメント欄はいらないなー、と思った。

要はアメブロやLINEなどのブログのコメント欄の検閲がすごいなー、と思った話です。 渦中のタレントさんのブログを見に行った いちいち名前は挙げませんが、ちょっとした興味本位で渦中のタレントさんの公式ブログを覗きに行ったんです。で、何に驚いたかと…

成人の日に思う。「社会は厳しい」という嘘、大袈裟、紛らわしいキャッチコピー ~本当に厳しいのは「世間様」

今日は成人の日なので、ちなんだエントリーを。 「嘘、大袈裟、紛らわしい」の元ネタ、最近の若い人が分かるかは心配ですが(笑) 荒れる成人式、はしゃぐ新成人の話はどうでもいいです。 だって、そういう層というのはどこの世代を切り取っても一定数はいる…

地方の政令指定都市で車は必要か?

先月の事故で車を廃車にしました。 自損でそんな大きな事故ではなかったので、修理すればまだ乗れたのですが、何だかんだで10年乗りましたし、3月に車検を控えていたこともあって、この際だから廃車にして新しい車を買うことにしました。地方移住するなら車…