生きる、逮捕されても

まさかの「逮捕」で人生終わりかけましたが、僕はこれからも生きていかなければなりません。逮捕された経験ならではの思いを発信していきます。

オピニオン

「自分の人生なんてどうでもいい」と思うのは黄信号というか赤信号。

自分の人生は大事にしましょう 凶悪犯罪を犯す人のメンタリティに共通して言えることがあります。それは、彼・彼女らは「自分の人生なんてどうなってもいい」と思っているということです。彼・彼女らは「自分の人生がどうなってもいいと思っているから、他人…

僕の例だけを見れば、日本は、犯罪加害者に甘い、ということは間違いないと思う。

離れていく人は思いの外少なかった 逮捕されても、自分のこと見捨てる人は思いの外少ないということを日々感じています。 地元の友人から、高校や大学の友人、会社で関わる人、労働組合関係の方々、趣味で付き合っている方々・・・自分のところから離れない…

元クリスチャンだった僕が逮捕されて感じる葛藤について

昔は結構真面目なクリスチャンでした 僕はもともと繊細で傷つきやすい性格をしていることもあるんですが、聖書やキリスト教についてある期間一定程度本気になって勉強した時期がある経緯なんかもあって、「罪」を犯すということに対して独特の感性のようなも…

そろそろ僕らは「加害者も辛い」という現実に向き合わなければならない

加害者の心情吐露をタブー視する日本人 犯罪に限らず、誰かと争いがあった時に「加害者だって辛いんだ」ということを言うと、「被害者の気持ちを考えろ!」「加害者に”辛い”なんて言う権利はない!」「甘えるな!」などと言って、加害者側の心情に触れること…

逮捕されて人間関係の断捨離ができました。

取り調べ中に刑事さんに言われたこと 「あなたが逮捕されたことで、あなたから離れていく友人がいると思います。でも、きっとあなたには、あなたが逮捕されたからと言って離れていかない友人がたくさんいると思いますよ。残った人は本物ですよ。本物の友人と…

「警察の世話にだけはなるな」という僕らを死ぬまで苦しめる最悪な道徳律

あなたは「警察の世話になるな」ということを言われて育ちませんでしたか? 言われたことない人は幸せな人だと思います。 日本には、「警察の世話にだけはなるな」といったことをやたら子どもに言って聞かせる親が多いと感じます。 断言しますが、彼・彼女ら…

【自分の犯した罪について】 逮捕は他人事じゃありません。

自分の犯した罪について 僕が逮捕された事件は2件あります。が、一つの罪についてはナーバスな問題で、オープンになることで関係者に迷惑がかかることが想定されるのでこのブログではあまり触れませんが、もう一つの罪については、お話しできます。 罪名は…

逮捕された僕が犯罪報道のあり方について思うこと

僕が実際に逮捕されてみて疑問に思ったことがあります。 世の中、「~が逮捕された」というニュースは嫌になるくらい目にするけど、「~は釈放された」「~は不起訴になった」「~は処分保留になった」というニュースはあまり見ないな、ということです。 逮…

成人の日に思う。「社会は厳しい」という嘘、大袈裟、紛らわしいキャッチコピー ~本当に厳しいのは「世間様」

今日は成人の日なので、ちなんだエントリーを。 「嘘、大袈裟、紛らわしい」の元ネタ、最近の若い人が分かるかは心配ですが(笑) 荒れる成人式、はしゃぐ新成人の話はどうでもいいです。 だって、そういう層というのはどこの世代を切り取っても一定数はいる…