生きる、逮捕されても

まさかの「逮捕」で人生終わりかけましたが、僕はこれからも生きていかなければなりません。逮捕された経験ならではの思いを発信していきます。

【自分の犯した罪について】 逮捕は他人事じゃありません。

自分の犯した罪について

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僕が逮捕された事件は2件あります。が、一つの罪についてはナーバスな問題で、オープンになることで関係者に迷惑がかかることが想定されるのでこのブログではあまり触れませんが、もう一つの罪については、お話しできます。

罪名は「暴行」です。と言っても殴ったり蹴ったりしたわけじゃありません。交通事故の加害者の襟首を掴んだ、ということで相手が「外傷性頸部症候群」の診断書を持ってきて「傷害」の罪で警察に被害届を出してきた、というものです。

事故の原因も相手の一時不停止、事故後の対応にもまったく誠意が見られないということで怒る理由は十分あるとは言え、手を出してしまった時点で、法律上は僕の完全な負けです。ホント些細なことで、逮捕されてしまった、と軽率な行動を後悔しています。

なお、最初は「傷害」で逮捕状が出てましたが、検察側も「そんなんで怪我するわけねーだろ!」って判断したのか、略式命令が出た時の罪状は「暴行」でした。「襟首は確かに掴んだけど、怪我はさせてない」という僕の主張が認められた形です。

 

逮捕は他人事じゃない

先日の記事でも書きましたが、平成25年1年間で逮捕された人間は約133万人です。わかりやすく言うと、さいたま市の人口が約126万人ですから、それ以上の人間が1年間に逮捕されているわけです。ちなみに、平成27年の交通事故件数が約53万件(フリーザ様の戦闘力?)ですから、交通事故の発生件数の倍以上の数の人間が一年間に逮捕されているということも見て取れます。

 

hatakegori.hatenablog.com

 

もちろん、薬物犯等、犯罪によっては再犯する人が多かったり、犯罪マクロで見た時に窃盗の比率がやたら高かったり、データを厳密に見てみると「逮捕は身近にある」って言い方には語弊があるかもしれません。ただ、先に書いた数字を見てもらえば、逮捕者というのは想像以上に多いという認識を持っていただけると思いますし、僕のようにちょっとしたことで逮捕されるリスクというのも存在するわけです。そういう意味で、「逮捕は他人事じゃない」という言葉を遣わせていただきました。

 

つまらないことで逮捕されないために

「どんなに腹を立てても手を出さない」ということです。ちょっと胸どついただけでも暴行罪ってのは成立するとのことですので。それと、「ちょっとしたことで警察に被害届を出す人が結構な数いる」ってことを肝に銘じておくことですね。

僕も今回のことで大いに反省しました。「短気は損気」という諺は使い古されて久しいですが、まさにその通りであることを自ら経験したわけです。